AI Text to Vector はテキストプロンプトから直接 SVG ベクターイラストを生成するツールです。被写体とビジュアルスタイルを説明すると、ラスター画像ではなくパスで構成された本物の SVG ファイルを出力します。結果はファビコンから大判印刷まで劣化なくスケールでき、Adobe Illustrator・Inkscape・Figma でそのまま編集可能です。
効果的なプロンプトの書き方
ベクターモデルは、写実的で複雑なシーンより、シンプルで明確な形状の方がはるかに上手く再現します。異なる色の領域が少なく、幾何学的な被写体ほど、出力パスがきれいになります。
うまくいくプロンプト
- ミニマルな山のシルエット、フラットスタイル
- 2色の猫アイコン、白背景、フラットデザイン
- 幾何学的なキツネのロゴ、枠線なし
- モノクロのコーヒーカップ、line art
SVG が複雑になりやすいプロンプト
- 写実的な風景写真スタイル(パス数が膨大になる)
- 複雑なグラデーション照明のシーン
- 人物の顔の詳細なクローズアップ
- 5色以上の複雑なイラスト
キャンバスサイズが出力に与える影響
幅と高さは 128〜8192 ピクセルの範囲で設定できます。この値はモデルの内部レンダリング参照として使われるもので、SVG 自体のスケーラビリティを制限するわけではありません(SVG は本質的に無限スケーラブルです)。大きなキャンバスはモデルが細かいパスを描く余地を与えますが、ファイルサイズも大きくなります。アイコンやロゴには 1024×1024 で十分なことがほとんどで、細部が多い複雑なイラストには大きめのサイズが有効です。
出力を大きく変えるスタイルキーワード
プロンプトにスタイルの説明を加えると、出力が明確に変わります。
- minimalist — パス数が少なく、ファイルが軽く、エッジがクリーン
- flat design — ベタ塗り、影なし、アイコンや UI 要素に向く
- line art — アウトラインパスのみ、塗りなし、白黒の高コントラスト
- geometric — 基本図形の組み合わせで構成、整然とした構造感
プロンプトで「透明背景」や「白背景」と指定すると、モデルが不要な背景の塗りを生成するのを防げます。
ダウンロードした SVG の活用
SVG ファイルはベクターエディターで直接開いて、パスの調整・色の変更・要素の削除ができます。全体の方向性は正しいが細部が気になる場合、新しいプロンプトで再生成するより Inkscape や Illustrator でパスを微調整する方が速いことが多いです。多くの要素を含むプロンプトはパス数の多い SVG を生成し、Figma などのクラウドツールでは読み込みが遅くなることがあります。