Batch File Renameは、ブラウザのFile System Access APIを使ってローカルフォルダを読み込み、検索・置換ルール(正規表現フル対応)を適用してリネーム後の名前をリアルタイムでプレビューし、実際のリネームを実行するスクリプト(WindowsならA.bat、macOS/Linuxなら.sh)を生成するツールです。ChromeやEdge、OperaなどChromiumベースのデスクトップブラウザのみ対応しています。
検索・置換ルールの書き方
最もシンプルな使い方は、「検索」フィールドに見つけたい文字列を入力し、「置換」フィールドに置き換える内容を入力する方法です。「置換」を空にするとマッチした部分を削除できます。
「正規表現を使用」を有効にすると正規表現がフルで使えます。「置換」フィールドでは$1や$2などでキャプチャグループを参照できます。
よく使うパターンの例:
| 目的 | 検索 | 置換 |
|---|---|---|
| 括弧とその内容を削除 | \s*\([^)]*\) | (空のまま) |
| プレフィックスと番号を入れ替え | ^(.+)_(\d+)\.(.+)$ | $2-$1.$3 |
| 固定プレフィックスを追加 | ^(.+)$ | prefix_$1 |
| 数字だけ残す | ^.*?(\d+).*$ | $1 |
リネーム対象の部分を制御する
「適用先」の設定でルールが作用する部分を決めます。
- ファイル名全体 — 名前と拡張子の両方にルールが適用される。大文字小文字の統一や全体置換に使える
- ファイル名のみ — 拡張子はそのまま。
.jpgや.pdfなどを変えたくない場合に適している - 拡張子のみ — 名前はそのまま。
.JPG→.jpgのように拡張子の大文字小文字を統一するのに便利
さらに「ファイルのみ」「フォルダのみ」「サブフォルダのみ」に絞ることもできるため、フォルダ名の変更がファイルに影響することを防げます。
生成したスクリプトの実行
「スクリプト生成」をクリックすると、スクリプトファイル(click-to-rename.bat または click-to-rename.sh)が選択したフォルダに保存されます。
- Windows:
.batファイルをダブルクリック - macOS / Linux: ターミナルで
chmod +x click-to-rename.sh && ./click-to-rename.shを実行するか、システムが対応していればダブルクリック
スクリプトは完了メッセージを表示した後、自動的に削除されます。