スクリーン定規

概要

画面定規はディスプレイをミリメートル精度の測定面に変換するツールです。既知のサイズの物体を一度画面に当てて校正すると、そのスクリーンのピクセル対ミリメートル比が計算されます。校正後はフルスクリーンモードに入り、四辺にルーラーが表示され、マウスを動かすとリアルタイムで座標が読み取れます。

校正の仕組み

校正は画面の1ミリメートルあたりのピクセル数を決定します。赤いマーカーを参照物体の両端に合わせてドラッグします — 例えばクレジットカードなら 85.6 mm — ツールはピクセル数を実際の長さで割って比率を求めます(例:342 px ÷ 85.6 mm ≈ 4.0 px/mm)。以降表示されるすべての座標はこの比率を使います。

画面の種類別の典型的なピクセル密度:

  • 標準デスクトップモニター:~2–4 px/mm
  • 高解像度ノートPC:~4–8 px/mm
  • Retina / 高DPIディスプレイ:~8–12 px/mm

同じ物体でも画面が違えばピクセル位置も異なります — これは正常な動作で、校正エラーではありません。

デバイス別の参照物体

ツールは画面幅に応じて自動的に異なる参照物体リストを表示します。

デスクトップ用参照物体

  • クレジットカード長辺:85.6 mm
  • A4用紙の幅:210 mm
  • A4用紙の高さ:297 mm
  • 米ドル紙幣:155.956 mm

モバイル用参照物体

  • クレジットカード短辺:53.98 mm
  • 単3電池:50.5 mm
  • 単4電池:44.5 mm
  • SIMカード長辺:25 mm
  • USB-Cポート幅:8.4 mm

モバイルでは画面に完全に収まる物体を使ってください。A4用紙はスマートフォンの画面からはみ出るため校正誤差の原因になります。

精度を下げる要因

校正後の典型的な精度は ±0.5 mm です。以下の条件で精度が低下します。

  • ブラウザのズームレベルが100%でない — 最も多い誤差の原因
  • 物体に物理的な厚みがある(画面に完全に密着していない)
  • 参照物体が非標準(例:85.6 mm より若干大きいまたは小さいカード)
  • スマートフォンケースや保護フィルムがガラスと物体の距離を増やしている